パートを続けているけど人間関係が面倒で疲れます。結果、どの仕事も続かなくて・・・
それはお辛いですね。もしかしたら、HSP傾向かもしれませんね。
多くの人と付き合うと疲れてしまう事はHSP気質の特徴です
こんにちは!LIFE COMPASS編集長の高橋陽です。
どの職場で働いても、仕事が続かないと悩む50代女性は多いのではないでしょうか。特にアルバイトやパートタイムとなると、自分より若い20代30代の社員さんから指示されたりする事もあるでしょう。
そもそも、HSPってなんだろう?
HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)の略で、米国の心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念です。大まかにまとめると、繊細で敏感・感受性が強い性質を生まれ持った人の事を指します。
HSPカウンセラーとしても活動しておりますが、ここでまず間違えてはいけないのが病気ではない事です。あと、検査で結果が出るものでもないのでHSPかどうかを判断するのはあくまであなただけの認識の範囲内でしかない、という事になります。
なので、表現としては「HSP傾向がある方」という風に表現しています。この言葉を職場に伝えても理解されないので、注意しましょう。
HSP女性の特徴 〜疲れやすい・共感しすぎる〜
50代からHSPかもと気付いた方は、このような事がありませんでしたか?
・これまでも職場を転々とする事が多かった
・大人数の場所で疲れたり集団行動が苦手だった
・職場の上司から何故か怒鳴られる事が多かった
・相手の気持ちを必要以上に察してしまう事が多い
・光や音香りの刺激に過敏に反応する
ああ、HSPだから辛かったんだ、と思う方が多いかもしれません。
でも大丈夫です。50代になりまだまだ働かなきゃいけないけど、どの仕事ももう続かないよと諦めている方へ、自分らしく働く秘訣をお伝えしていきますね。
HSP女性が自分らしく働くには
まず繊細さは個性・武器であると認識する
50代女性の多くがHSP=劣等感のあるものと認識しているでしょう。HSPでいる私は弱い。他の人に比べて劣っている。いえいえ、そんな事はありません。人の心を察し易いという事は、接客業やカウンセラー・人事・占い師など人を診る仕事に向いています。
動物など生命体に尊さを感じ易いので、トリマーや動物園の飼育員などもオススメとも言われています。人や動物の些細な変化に気づき、ケアをしてあげるなどHSP傾向があるから武器になる事もあるとまずあなたが理解しましょう。
時間やお金ではなくやりがい・雰囲気で仕事を選んでみる
パートやアルバイトを選ぶ時、週3日・○時〜○時まで、時給はいくら。のように時間やお金から選ぶ事が多いでしょう。仮にその条件が良かったとしても、大人数の職場で自分と価値観の合わない・共通点のない20代30代の方が多かったらどうでしょう。続かない事は想像できますよね。
そうではなく、例えば医療事務だとしたら「関心のあるジャンルの科」を選んだり、なるべく上下関係のないお医者さんが1人で運営しているような地元の医院を選んでみる。好きな音楽がかかっている・地元で採れた有機野菜の食材を使っているレストランで働く。など、何か心の喜びが一つでもある仕事から選んでみる。
小さな一歩でも大分疲れにくく、楽しみポイントが見つかっていく事で自分らしさというものが見えてくるでしょう。
雇われないで一人でできる仕事を始めてみる
実は一番オススメするのが、一人でできる仕事です。在宅ワーク・副業と言えるかもしれません。以下、お勧めする職種の一例をご紹介します。
パソコン系ですと、Webデザイナー・Webライター・システムエンジニア・ブログアフィリエイト。最近ですと、動画編集・SNS更新代行などネットビジネスは需要を増すばかりです。
相談業ですと、話しを聴く事が好き・苦にならないという事であればカウンセラーやコーチ・占い師など。
クリエイティブなお仕事ですとカメラマン、イラストレーター、アクセサリーなどハンドメイド作品をネット販売するなどもお勧め。完全に自分のペースでお仕事ができます。
何より自分を大切にする事を、優先してみよう
すぐに変わることは難しいかもしれません。でも、何かで迷ったら「自分を守る事」を優先してみましょう。その一つ一つの選択が、あなたらしい生き方と働きを実現できるキッカケになっていきますよ。